2016.10.20更新

平井大師山石仏群


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菟田野の北東、平井の大師山に残る四国八十八カ所を模した霊場。幕末の石工、丹波の佐吉照信が弟子たちと共に刻んだもので約百体の石仏が大師山をとりまいている。各石仏には本尊を浮き彫りにして、本尊の仏名、霊場番号、霊場名を刻んでいる。
この霊場は、嘉永、安政の頃(1848〜1859)に各地の施主によって寄進、建立されたもので、台石に寄進者の指名が残されている。とりわけ十九番、立江寺の地蔵石仏は小形ながらも秀作といわれている。