2016.07.11更新
漢國神社
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漢國神社
所在地
奈良県奈良市漢国町6
位置
北緯34度41分01秒
東経135度49分31.5秒
主祭神
大物主命
大己貴命
少彦名命
社格
等
式内小社(論)・旧県社
創建
推古天皇
元年(
593年
)
本殿の
様式
三間社流造・桧皮葺
(奈良県指定文化財)
別名
饅頭神社
例祭
10月17日
主な神事
4月19日
「饅頭まつり」
6月5日
鎮花祭
[1]
6月15日
節用集祭り
6月17日
三枝祭
[1]
漢國神社(かんごうじんじゃ)は、
奈良県
奈良市
にある
神社
である。
式内小社
(
論社
)、旧
社格
は
県社
。
園神(そのかみ)として
大物主命
、韓神(からかみ)として
大己貴命
・
少彦名命
を祀る
[1]
。
延喜式神名帳
で宮中宮内省に祀られ
名神大社
に列すると記される
園神社・韓神社
は当社からの勧請であると社伝では伝える。
推古天皇
元年(
593年
)2月3日、勅命により
大神君白堤
(オオミワノキミ シラツツミ)が園神を祀ったのに始まると伝える
[1]
[脚注 1]
。その後、
養老
元年(
717年
)11月28日、
藤原不比等
が韓神二座を相殿として合祀したという。かつては春日率川坂岡神社あるいは園韓神社と称していたが、韓神の韓が漢に、園神の園が國となり、「漢國神社」という社名になったと伝える
[1]
。
貞観
元年(
859年
)1月27日、
平安京
内の宮内省に当社の祭神を勧請し、
皇室
の守護神としたと社伝では伝えているが、平安京の園神社・韓神社の社伝とは矛盾している。
治承
4年(
1180年
)兵火にかかり炎上
[1]
。
文治
4年(
1188年
)に
興福寺
一乗院
覚昭
大僧正の奏聞により、率川・坂岡両所の造営があった
[1]
。
慶長
年間になって、
徳川家康
より法蓮村において知行田5反余りを寄付され、社殿の修理を加えた
[1]
。