2015.05.16更新

龍田神社

        龍田神社

所在地 奈良県生駒郡斑鳩町
龍田1-5-6
位置 北緯34度36分30秒
東経135度43分30秒
主祭神 天御柱命
國御柱命
竜田比古神
竜田比女神
社格 式内社(小)・県社
創建 崇神天皇の御代
本殿の様式 流造
例祭 10月15日に近い日曜日
龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある神社である。式内社で、旧社格県社
崇神天皇の時代に創立され、法隆寺の鎮守とされていた。伝承によれば、聖徳太子法隆寺の建設地を探し求めていたときに、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろう」と言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る神社を創建したという。元々の社名は「龍田比古龍田比女神社」で、その名の通り龍田比古神・龍田比女神の二神(龍田大明神)を祀っていた。延喜式神名帳にもこの名前で記載され、小社に列している。しかし、後に龍田大社より天御柱命・國御柱命の二神を勧請したため、元々の祭神は忘れられてしまった。現在は天御柱命・國御柱命を主祭神とし、龍田比古神・龍田比女神を配祀している。
明治の神仏分離により法隆寺から離れ、三郷町立野の官幣大社龍田神社(現・龍田大社)の摂社となった。独立の請願の結果、大正11年3月に龍田大社より独立し、県社に列格した。