2014.04.22更新
二荒山神社中宮祠
霊峰男体山
二荒山神社中宮祠−奥宮
二荒山神社中宮祠
温泉神社
所在地 | 本社:栃木県日光市山内2307 中宮祠:栃木県日光市中宮祠2484 奥宮:栃木県日光市中宮祠二荒山 |
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位置 | 本社:北緯36度45分30.32秒 東経139度35分47.00秒 中宮祠:北緯36度44分30.41秒 東経139度29分12.54秒 奥宮:北緯36度45分52.97秒 東経139度29分23.97秒 |
主祭神 | 二荒山大神 (大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称) |
神体 | 日光三山(神体山) |
社格等 | 式内社(名神大)論社 下野国一宮 旧国幣中社 別表神社 |
創建 | 本社:神護景雲元年(767年) 中宮祠:延暦3年(784年) 奥宮:天応2年(782年) |
本殿の様式 | 八棟造(本社本殿) |
例祭 | 4月13日-17日(弥生祭) |
中宮祠は、男体山中腹の中禅寺湖畔に鎮座する。「中宮祠」とは、本社と奥宮との「中間の祠」の意である。
勝道上人による782年(天応2年)の男体山登頂ののち、784年(延暦3年)に建立されたという。この時、同時に中禅寺も当社の神宮寺として創建された。古くは「男体中宮」「男体権現」「中禅寺権現」とも称された[4]。棟札の写しによれば、1096年(永長元年)、1155年(久寿2年)、1161年(永暦2年)の社殿造営が確認されている[4]。その後、現在の社殿が1699年(元禄12年)に造営された。
当地は古くから男体山登山の表口とされ、現在も登拝口(登山口)が本殿横に位置している。入り口の登拝門は開山時(5月5日-10月25日)のみ門が開く。7月31日-8月8日の登拝祭の間は、中宮祠本殿から奥宮に神像が遷される[4]。
境内は本殿を始めとして7棟が重要文化財に指定されているほか、イチイが栃木県指定天然記念物に指定されている。また宝物館では、二荒山神社が所有する刀剣等の多くの宝物を展示している。