2016.08.10更新

日光-駅・神橋・参道

         神橋

所在地 栃木県日光市
大谷川
長さ 28m
7.4m
高さ 10.6m
建設 1904年

日光山内への入り口に位置し、大谷川(だいやがわ)に架かる橋。「日本三奇橋」[6]の1つとされる。
古くは「山菅の蛇橋(やますげのじゃばし)」、または単に「山菅橋」・「蛇橋」とも称された。
「乳の木」と呼ばれる大木を両岸の土中・岩盤中に埋め込み、両岸から斜め上向きに突き出す。そしてこの両端に橋桁を渡して橋としている。この工法は、現存する重要文化財指定の木造橋8基の中でも唯一である。
江戸時代以前は山梨県大月市猿橋のように、橋脚を持たない刎橋の構造であったとされるが、以後は似た構造ながらも「乳の木」は石造の橋脚で支えられている。刎橋と桁橋を組み合わせた当時としては先端的な手法であり、城郭建築等に伴う土木技術の発達が背景にある[7]


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