2014.05.21更新
西本願寺
西本願寺(にしほんがんじ)は、京都市下京区にある仏教寺院。浄土真宗本願寺派の本山である。山号は龍谷山(りゅうこくざん)。
西本願寺は通称であり、正式名称は「 龍谷山本願寺」、宗教法人としての名称は「本願寺」である。京都市民からは「お西さん」の愛称でも親しまれている。真宗大谷派の本山である「東本願寺」(正式名称「真宗本廟」・下京区)と区別するため、両派の本山は通称で呼ばれることが多い。文永7年(1272)、親鸞の廟堂として京都東山の吉水の地に創建されたがその後比叡山延暦寺から迫害を受けるなど場所は転々とし、現在地には天正19年(1591)、豊臣秀吉の寄進により大坂天満から移転した。
境内は国の史跡に指定され、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている。
本願寺住職が浄土真宗本願寺派の門主となる。
2011年4月9日より2012年1月16日まで、本願寺御影堂において親鸞聖人750回大遠忌法要が修行された。