2016.12.28更新
千光寺
愛染明王七類堂天𧮾
大悲閣
千光寺(せんこうじ)は広島県尾道市東土堂町の千光寺公園内にある真言宗系の単立寺院。山号は大宝山(たいほうざん)。本尊は千手観音。中国三十三観音第十番札所、山陽花の寺二十四か寺第二十番札所である。
境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道、向島等が一望でき、ここから取られた写真がよく観光案内などに使用されている。
御詠歌:みなひとの 衣のうらの たまわそも 仏ともなる 宝なるらむ
寺伝によれば大同元年(806年)に創建され、源満仲(多田満仲)によって再興。戦国時代には備後国御調郡木梨村木梨城主の杉原元恒がこの地に出城を築いている。
千光寺公園から当寺へ下る道を「文学のこみち」として整備されている。岡山市に疎開していた横溝正史は、『獄門島』の舞台の1つとして当寺の名称を借りている。
また千光寺山中腹にはおのみち文学の館が整備されており、麓から千光寺に至る登山道にて見学することができる。
南無大師
千手観音菩薩御影
弘法大師御影