2018.02.28更新

鵲森宮(森之宮神社)

所在地 大阪府大阪市中央区
森之宮中央一丁目14-4
位置 北緯34度40分50.8秒
東経135度31分59.9秒
主祭神 用明天皇
穴穂部間人皇后
聖徳太子
創建 崇峻天皇2年(589年
別名 森之宮神社
鵲森宮(かささぎもりのみや)は、大阪府大阪市中央区にある神社である。式内社で、旧社格府社。通称を森之宮神社(もりのみやじんじゃ)といい、周辺の地名である森之宮の由来となっている。
聖徳太子の両親である用明天皇穴穂部間人皇后、および聖徳太子を主祭神として本社に祀り、奧社に天照大神月読命素盞嗚命を祀る。
聖徳太子は物部守屋との戦いの戦勝を祈願し、勝った暁には四天王を祀ることを誓った。戦勝後の崇峻天皇2年(589年)7月、まず両親を現在地に祀って寺の鎮守とし、その森に四天王を祀る寺(元四天王寺)を創建した。四天王寺はその25年後に現在の荒陵山に移転したが、当社はそのままとされた。
日本書紀』の推古天皇6年夏4月に、聖徳太子の命により新羅へ渡った吉士盤金(きしのいわかね)が2羽の鵲を持ち帰り、難波の杜で飼ったという記述がある。その「難波の杜」は当社の森であるとされることから「鵲の森」と呼ばれるようになり、ついには当社の社名となったと伝える(「難波の杜」は、他に生國魂神社なども比定地となっている)。

         鵲森宮


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