2014.04.18更新

鹿苑寺(金閣寺)

鹿苑寺(ろくおんじ)は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣(きんかく)、舎利殿を含めた寺院全体は金閣寺(きんかくじ)として知られる。相国寺の山外塔頭寺院である[1]
寺名は開基(創設者)である室町幕府3代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿にちなむ[2]山号は北山(ほくざん)。寺紋は五七桐[3]。義満の北山山荘をその死後に寺としたものである。舎利殿は室町時代前期の北山文化を代表する建築であったが、1950年昭和25年)に放火により焼失し、1955年(昭和30年)に再建された。1994年平成6年)にユネスコ世界遺産文化遺産)「古都京都の文化財」の構成資産に登録されている。

所在地 京都府京都市北区金閣寺町1
位置 北緯35度2分21.85秒
東経135度43分45.71秒
山号 北山(ほくざん)
宗派 臨済宗相国寺
寺格 相国寺山外塔頭
本尊 観音菩薩(方丈本尊)
創建年 1397年応永4年)
開山 夢窓疎石
開基 足利義満
別称 金閣寺
札所等 神仏霊場巡拝の道 第93番
文化財 絹本著色足利義満像、大書院障壁画ほか(重要文化財
庭園(特別史跡、特別名勝)
世界遺産

        舎利殿

        石不動尊