2016.08.08更新
窯神神社
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所在地
愛知県
瀬戸市
窯神町112
位置
北緯35度13分43.89秒
東経137度05分45.39秒
主祭神
秋葉大権現
・
天満威徳天神
金毘羅大権現
・
丸窯神
創建
文政
7年(
1824年
)
例祭
9月第2土・日曜
窯神神社(かまがみじんじゃ)は
愛知県
瀬戸市
にある
神社
。
元々は瀬戸に
磁器
の製法を伝えた
加藤民吉
の請願によって
文政
7年(
1824年
)に置かれた
遥拝所
で、御神体は民吉が所有していた菅原長親の筆による三神の
掛軸
であった。また、文政9年には民吉を「丸窯神」として合祀し、この頃に「窯神社」と改称したと推定されている。
1907年
(
明治
40年)と
1922年
(
大正
11年)に改築。大正時代の改築では陶祖
加藤景正
を祀る
陶彦社
の旧社殿を移築したが、
1925年
(大正14年)5月20日に放火によって焼失している。
放火犯は加藤家縁故の人物で、各地で祀られる陶祖の施設に比べて窯神社が見劣りし、無くなれば建て替えられるであろうと期待してのものであったという。しかし大正から
昭和
初期にかけては瀬戸窯業が不振で建て替え費用が賄えず、ようやく社殿の再建が行なわれたのは
1964年
(昭和39年)になってからであった。
丸窯
を模した
コンクリート
製の建物の中に桧造りの祠を祀る独特な形状は、当時の瀬戸市長・加藤章の発案によるものであるという。また、社殿の背後(北側)には
陶土
・
珪砂
の採掘場が広がる。