2014.04.29更新

富士山本宮浅間大社

     富士山本宮浅間大社

所在地 本宮:静岡県富士宮市宮町1-1
奥宮:富士山頂上
位置 本宮:北緯35度13分38.66秒
東経138度36分36.01秒

奥宮:北緯35度21分35.19秒
東経138度43分52.38秒
主祭神 木花之佐久夜毘売命
(別称:浅間大神)
神体 富士山神体山
社格 式内社名神大
駿河国一宮
官幣大社
別表神社
創建 (伝)第11代垂仁天皇3年
本殿の様式 浅間造
例祭 本宮:11月3日-5日
奥宮:8月15日
主な神事 流鏑馬祭(5月4日-6日

富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、静岡県富士宮市にある神社式内社名神大社)、駿河国一宮旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社社家富士氏
全国に約1,300社ある浅間神社の総本社である。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されている。
富士山神体山として祀る神社であり、境内は以下の2宮からなる[1]
本宮 - 富士山南麓(富士宮市街地)
奥宮 - 富士山頂上
当社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。境内は広大で、本宮社地で約17,000m2になるほか、富士山の8合目以上の約385万m2も社地として所有している[2]。本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式であり、国の重要文化財に指定されている。また、本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されている。
当社は木花之佐久夜毘売命を祭神に祀っており、祭神にまつわるを神木として境内には約500本もの桜樹が奉納されている。また、古来より富士氏大宮司を務め、「日本三大宮司」の1つに数えられた[注釈 1]。古くより朝廷・武家からの崇敬が深かったほか、社地は大宮・村山口登山道の起点に位置することもあり、古くより登山を行う修験者からの崇敬も受けていた。