2015.04.27更新

水無神社

        水無神社

所在地 岐阜県高山市一之宮町
一の宮上5323
位置 北緯36度05分7.10秒
東経137度15分6.7秒
主祭神 水無大神
御歳大神ほか14柱の総称)
神体 位山神体山
社格 式内社(小)
飛騨国一宮
国幣小社
別表神社
例祭 5月2日

飛騨一宮水無神社(ひだいちのみや みなしじんじゃ)は、岐阜県高山市にある神社式内社飛騨国一宮旧社格国幣小社で、現在は神社本庁別表神社
社名の「水無」は「みずなし」・「すいむ」と読むこともある。
岐阜県北部、高山市の市街地南方に鎮座する。西南方の位山(くらいやま、標高1,529m)を神体山として祀る神社で、飛騨国の鎮守として朝廷から崇敬された。

創建の年代は不詳であるが、清和天皇の時代に従五位上の神階の記事がある。『延喜式』では小社に列格し、飛騨国の一宮とされた。鎌倉時代には「水無大菩薩」と称し、社僧が奉仕した。近世には水無大明神・水無八幡宮と称した。戦国時代の戦乱で祭祀が途絶え、附近の寺が管理したが、元禄年間から吉田神道系の神職が奉仕するようになった。
1773年安永2年)の安永騒動(大原騒動)では、水無神社が農民の決起集会の場所となる。その事により、神主4人が捕らえられ、磔にされている。
明治4年に国幣小社に列格した。明治7年から10年までは、島崎藤村の父で『夜明け前』の主人公・青山半蔵のモデルとなった島崎正樹が宮司を務めていた。
1945年8月21日から同年9月19日までの間、熱田神宮の神体(天叢雲剣)が一時避難していた。


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