2015.02.19更新

砥鹿神社里宮

        砥鹿神社

所在地 里宮:愛知県豊川市一宮町西垣内2
奥宮:愛知県豊川市上長山町本宮下4
位置 北緯34度50分51.59秒
東経137度25分16.38秒
主祭神 大己貴命
神体 本宮山神体山
社格 式内社(小)
三河国一宮
国幣小社
別表神社
創建 (伝)大宝年間(701年-704年
砥鹿神社(とがじんじゃ)は、愛知県豊川市にある神社式内社三河国一宮旧社格国幣小社で、現在は神社本庁別表神社
山麓に里宮(豊川市一宮町)、本宮山(豊川市・岡崎市新城市の境、海抜789m)の山頂に奥宮(豊川市上長山町)がある。
古代は奥宮のみ存在したが、文武天皇の時代(大宝年間)に草鹿砥公宣(くさかど きんのぶ)が里宮を建立したという。その後、三河国の一宮として尊崇され大江定基など三河国司が参拝した。戦国時代永禄年間には付近に徳川家康の命を受けた本多信俊が一宮砦を構えて今川軍に包囲されたが家康が寡勢で救援に駆けつけて多勢の今川軍を蹴散らした後に砥鹿神社に宿陣したとも伝わる(のちに言う「神君一宮砦後詰め」の逸話、砦跡は現在も残っている)。砥鹿神社は明治4年(1871年)には国弊小社とされた。毎年5月4日には流鏑馬神事である「神幸祭」が挙行される。