2017.04.27更新

安楽寺


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     第六番札所 安楽寺

所在地 徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8
位置 北緯34度7分5秒 東経134度23分18.2秒
山号 温泉山
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来
創建年 (伝)弘仁6年(815年
開基 (伝)空海(弘法大師)
正式名 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
札所等 四国八十八箇所6番
阿波北嶺薬師霊場2番
文化財 安楽寺方丈(国の登録有形文化財)

安楽寺(あんらくじ)は徳島県板野郡上板町にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第六番札所。温泉山(おんせんざん)瑠璃光院(るりこういん)と号する。本尊は薬師如来。大師堂前から湧き出る宿坊の温泉とラジウム鉱泉入りの薬湯も有名である。
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌:かりの世に 知行争う むやくなり 安楽国の 守護をのぞめよ
寺伝によれば弘仁6年(815年)に現在地よりおよそ2km離れた安楽寺谷に、空海(弘法大師)が堂宇を建立し薬師如来を刻んで本尊としたという。
天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火により焼失。万治年間(1658年 - 1661年)に駅路寺であった瑞運寺を併合して現在地に再建される。
本尊薬師如来坐像は、昭和37年(1962年)当寺の住職にすすめられて、妻の難病平癒祈願のため四国遍路を続けていた夫婦が、遍路途中に病気平癒をした報恩のために奉納したもので、43cm程の古来の本尊を胎内仏として納められている。