2017.04.25更新

大日寺


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     第四番札所 大日寺

所在地 徳島県板野郡板野町黒谷5
位置 北緯34度9分4.7秒
東経134度25分51.2秒
山号 黒巌山
宗派 東寺真言宗
寺格 準別格本山
本尊 大日如来
創建年 (伝) 弘仁6年(815年)
開基 (伝)空海(弘法大師)
正式名 黒巌山 遍照院 大日寺
別称 黒谷寺
札所等 四国八十八箇所4番

大日寺(だいにちじ)は徳島県板野郡板野町にある東寺真言宗の準別格本山。四国八十八箇所霊場の第4番札所。黒巌山(こくがんざん)遍照院(へんじょういん)と号する。本尊大日如来。別名は黒谷寺。
本尊真言:おん あびらうんけん ばざらだどばん
ご詠歌:眺むれば 月白妙の 夜半なれや ただ黒谷に 墨染めの袖
寺伝によれば空海(弘法大師)がこの地での修行中に大日如来を感得、一刀三礼して1寸8分の大日如来像を刻み、これを本尊として創建したと伝えられる。この地が三方を山に囲まれ黒谷と呼ばれていたところから黒巌山とし、本尊より大日寺と号したという。
荒廃と再興を繰り返したが、徳島藩5代藩主蜂須賀綱矩の篤い帰依を受け、江戸時代中期の宝暦1751年 - 1763年)ころには堂塔の大修理が行われた。1998年(平成10年)から住職を務める真鍋俊照仏教美術学者として著書多数あり。
平成の大修理として、平成26年より、大師像、弥勒菩薩坐像、三十三観音像、そして本尊・大日如来坐像が順次修復され開帳された。