2017.04.28更新

十楽寺


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     第七番札所 十楽寺

所在地 徳島県阿波市高尾字法教田58
位置 北緯34度7分14.7秒
東経134度22分40.53秒
山号 光明山
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)大同年間(806年 - 810年
開基 (伝)空海(弘法大師)
正式名 光明山 蓮華院 十楽寺
札所等 四国八十八箇所7番

十楽寺(じゅうらくじ)は徳島県阿波市土成町高尾にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第七番札所。光明山蓮華院と号する。本尊は阿弥陀如来坐像、脇侍は観音菩薩立像と勢至菩薩立像で3躰とも鎌倉期の作と云われている。
本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌:人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽
寺伝によれば、空海(弘法大師)がこの地に逗留した際に阿弥陀如来を感得し、楠にその像を刻み本尊として祀ったとされる。当初は現在地よりおよそ3km離れた十楽寺谷の堂ヶ原に堂宇を建立したものと推定されている。
阿波北部でも有数の広大な七堂伽藍を有していたが、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火によりすべてが焼失、しかし本尊のみは住職真然が背負って逃げたため無事であった。寛永12年(1635年)に現在地で再建された。