2014.11.19更新

本龍院

       大聖観喜天

        毘沙門天

所在地 東京都台東区浅草7-4-1
位置 北緯35度43分2.5秒 東経139度48分10.7秒
山号 待乳山(まつちやま)
宗派 聖観音宗
本尊 歓喜天(聖天)・十一面観音
創建年 (伝)推古天皇3年(595年
別称 待乳山聖天
しょうでんさま
文化財 銅造宝篋印塔(台東区指定文化財)
本龍院(ほんりゅういん)は、東京都台東区浅草にある聖観音宗の寺院で、浅草寺の子院のひとつである。山号は待乳山。本尊は歓喜天(聖天)・十一面観音で、待乳山聖天(まつちやましょうでん)とも称される。この寺には浅草名所七福神のうち毘沙門天が祀られている。
この寺は隅田川べりの小高い丘(待乳山)にあるが、この丘は595年推古天皇3年)9月に出現してが守護したと伝えられ、浅草寺の山号(金龍山)の由来となったと伝えられる。601年(推古天皇9年)この地方が旱魃に見舞われたとき、歓喜天と十一面観音が安置されたと伝えられる。待乳山は、かつては周囲が見渡せる山であり、江戸時代には文人墨客がこの地を訪れている。例年1月に行われる「大根まつり」でも知られる。
待乳は、真土とも書き、この辺り一帯は泥海だったが、ここだけが真の土であったことを由来とする説がある[1]