2016.04.17更新

上神明天祖神社


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      厳島弁財天大神

        蛇窪大明神

所在地 東京都品川区
二葉
4-4-42
主祭神 天照大神
応神天皇
天児屋根命
社格 村社
創建 伝・鎌倉時代
別名 天祖神社
例祭 9月15日に近い
土・日

      上神明天祖神社

上神明天祖神社(かみしんめいてんそじんじゃ)は、東京都品川区二葉にある神社。
創建に関しては明らかになっていないが、言い伝えによると鎌倉時代文永八年(1271年)に北条重時の五男・時千代が、仏門に入り法圓上人となり、大森(現在の大田区)に厳正寺を開き、その家臣が蛇窪(現在の当地付近)に住み着いた。後の元亨2年(1333年)に厳正寺の僧侶が池の竜神雨乞いの祈願したところ、慈雨が降ってきたのでそれに感激した時千代の旧臣らが当地にも神社を勧進し祀ったというのが始まりであるという。[1]
その後、蛇窪村(江戸時代の当地の地名)が上蛇窪村と下蛇窪村に分かれた正保年間(1644年から1647年)に、天祖神社が上神明天祖神社と近隣の下神明天祖神社とに分かれたとされているのが有力な説であるが、その時期などに関しても確実な記録がない。上神明天祖神社ではこの時期を神社の創建年(1644年)とし平成15年(2003年)には鎮座360年奉祝大祭を執り行った。
社殿等は第二次世界大戦による戦災で焼失し現在のは昭和36年(1961年)に再建されたもの。また荏原七福神のひとつとして弁財天を祀っている。