2016.08.24更新

雑司ヶ谷鬼子母神堂


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        大黒尊天

        鬼子母尊神

鬼子母神堂(きしもじんどう/きしもしんどう)は法明寺の飛地境内(豊島区雑司が谷3丁目)にある堂。1561年(永禄4年)山村丹右衛門が現在の目白台のあたりで鬼子母神像を井戸から掘り出し、東陽坊に祀ったのが始まりとされる。1578年(天正6年)現在の社殿を建立したという。なお当所における正式な「鬼子母神」の表記は「鬼」の上の点がない字体である。
鬼子母神堂は中心となる堂宇。現在の堂宇は、1664年(寛文4年)建立である。豪華な彫刻が施されている。現在は拝殿が入母屋造で、本殿が流造となっている変型の権現造となっているが、建てられた当初は相の間はなく、1700年(元禄13年)付け加えられたものである。2016年度に国の重要文化財に指定された。