2017.05.30更新
東覚寺
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福禄寿
不動明王
所在地
東京都北区田端2-7-3
位置
北緯35度44分7.8秒 東経139度45分31.5秒
山号
白龍山(はくりゅうざん)
宗旨
真言宗
宗派
豊山派
本尊
不動明王
創建年
延徳
3年(
1491年
)
開山
源雅
正式名
白龍山寿命院東覚寺
別称
赤紙仁王
札所等
御府内八十八ヶ所霊場
66番札所
豊島八十八ヶ所霊場66番札所
上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場29番札所
谷中七福神
(
福禄寿
)
文化財
赤紙仁王像(北区文化財)
東覚寺(とうかくじ)は、
東京都
北区
田端
2丁目にある
真言宗豊山派
の寺院。
延徳
3年(
1491年
)源雅により
神田
に創建。その後
根岸
(現在の
台東区
)そして、
慶安
年間(
1600年
頃)に田端の地に移転されたと言われている。
また、7石の朱印地を受けていたと言われている。
当寺院の特徴として山門に体中に赤紙が貼られた
金剛力士
像がある。これは、通称赤紙仁王と呼ばれ、病を患った人がその部分に相応する箇所に
赤紙
を仁王像に貼ると治癒されると言われており、現在においても赤紙を貼る人が絶たない。 その後病が治癒すると、
草履
を供えるものとされており、その風習も現在残っている。
なお、仁王像は
寛永
18年(
1641年
)
8月21日
に賢盛の時代に造立されており、当時
江戸
市中において
疫病
が流行っていたのでそれを鎮めようとして建立されたものとされている。しかし、仁王像に赤紙を貼るという風習はこの時存在しておらず、この風習は
明治時代
に入ってから広まったものと伝わっている。
また、当仁王像は江戸時代までは東覚寺が
別当寺
を務めており隣接する
田端八幡神社
の前にあった。その後、
神仏分離令
が出来て、明治時代に東覚寺の前にあった九品仏堂の前に移転、そして
2008年
に道路拡張の際にさらに後方に移転した。
1998年
に北区の指定文化財になった。