2015.05.19更新

唐招提寺

       艦真大和上

        盧舎那佛

所在地 奈良県奈良市五条町13-46
位置 北緯34度40分32.1秒 東経135度47分5.4秒
山号 無し
宗派 律宗
寺格 総本山
本尊 廬舎那仏(国宝)
創建年 天平宝字3年(759年
開基 鑑真
中興年 寛元2年(1244年
中興 覚盛
札所等 神仏霊場巡拝の道第24番
大和北部八十八ヶ所霊場 第26〜27番
文化財 金堂、乾漆鑑真和上坐像ほか(国宝)
礼堂、絹本著色十六羅漢像ほか(重要文化財)
世界遺産

唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊廬舎那仏、開基(創立者)は鑑真である。井上靖の小説『天平の甍』で広く知られるようになった中国・出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。
唐招提寺は1998年古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。
続日本紀』等によれば、唐招提寺は唐僧・鑑真天平宝字3年(759年)、新田部親王天武天皇第7皇子)の旧宅跡を朝廷から譲り受け、寺としたものである。寺名の「招提」は、サンスクリット由来の中国語で、元来は「四方」「広い」などの意味を表す語であったが、「寺」「院」「精舎」「蘭若」などと同様、仏教寺院(私寺)を指す一般名詞として使われていた。つまり、唐招提寺という寺号は、「唐僧鑑真和上のための寺」という意味合いである。