2016.05.22更新
伏木神社
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伏木神社
所在地
富山県高岡市
伏木東一宮17-2
位置
北緯36度47分45.5秒
東経137度3分18.7秒
主祭神
天照皇大御神、
豊受大御神、
応神天皇、
神功皇后、
菅原道真公、
加具土神
創建
732年
(
天平
4年)
例祭
5月15日
伏木神社(ふしきじんじゃ)は、
富山県
高岡市
伏木
にある
神社
である。毎年5月15日に行われる
例祭
「
伏木曳山祭
」(別名「けんか山」)で有名。
天照皇大御神
、
豊受大御神
(お伊勢さん)、
応神天皇
、
神功皇后
(
八幡神
)、
菅原道真
公(
天神
)、
加具土神
を祀る。
応神天皇の母である神功皇后が祀られていることから、「子育ての神」としての信仰がある。
御鎮座は社伝によれば、
奈良時代
・
聖武天皇
の御代、
732年
(
天平
4年)9月に海岸に奇端があったので、神明宮として伊勢神宮から布師浦(ふしうら)の蔵ヶ浜(ぞうがはま)(今の石油基地の沖合い辺り)に勧請され、海岸鎮護・住民の守護神として創祀された。万葉の歌人・越中国守
大伴家持
が在任した天平の頃、伏木神社を崇敬したと伝えられている。その後、社地は波浪の侵食を受けて幾度か遷り、
江戸時代
の末期、
1813年
(
文化
10年)9月24日、現在の地(八幡社に合祀、国府別館の跡地、字大館、館ヶ丘)に遷宮した。この時、神幸供奉として伏木曳山が造られ、勇ましい曳山行事となって現在に至る。近郷11ヶ村の総社として崇敬され、氏子の繁栄につれて御神輿の渡御が行われ、そのお供として母衣(ほろ)(武者行列)、花傘、行燈などが作られて賑わった。
1883年
(
明治
16年)8月には伏木神社と改称された。
現在の社殿は、氏子及び宮司家奉務神社22社氏子・会社・工場・商店等の篤志により
1982年
(
昭和
57年)12月に竣功し、翌58年5月春祭に合わせ氏子全員で盛大に慶賀祭が斎行され、竣功を祝った。社宝として鎌倉時代のものと思われる狛犬一対と、
1666年
(
寛文
6年)の浦高札がある。