2015.11.10更新
高岡関野神社
高岡関野神社
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所在地
富山県高岡市末広町9-56
位置
北緯36度44分36.7秒 東経137度0分41.1秒
主祭神
国常立尊、天照皇大神、伊弉冉尊、稲荷大神、菅原道真公、前田利長公
社格
等
式内社(小社)、県社
例祭
高岡御車山祭
(
5月1日
)
高岡関野神社(たかおかせきのじんじゃ)は、
富山県
高岡市
にある
神社
。単に関野神社とも呼ばれ、別名は高の宮(たかのみや)。旧社格は
県社
。
高岡関野神社は、江戸時代までは加久彌神社(神明社)、関野神社(熊野社)、高岡神社(稲荷社)の3社で、あわせて関野三社と呼ばれていた。
加久彌神社(かくみじんじゃ)は、関野郷上関村(現在の高岡市上関)にあった式内小社であったとされる。ただし、加久彌神社の論社は現在の
氷見市
神代にもあり、当社が「加久彌」の扁額を掲げようとした所、氷見の加久彌神社の氏子がおしかけて、その扁額を使わせないようにしたという話が伝わっている。
関野神社(せきのじんじゃ)は、
1604年
(慶長9年)、
射水郡
水戸田(現在の
射水市
水戸田)の密蔵寺より分霊して熊野宮と称したのに始まる。
高岡神社(たかおかじんじゃ)は、
1610年
(慶長15年)、前田利長が
高岡城
を築城する際に稲荷大神を勧請して城の鎮守としたのに始まる。
加賀藩
主
前田家
の崇敬を受け、明治時代には前田利長の霊が合祀された。
1806年
(文化3年)、加久彌神社、関野神社、高岡神社が現在地に遷座し、同一の境内で祀られるようになった。明治に入り、加久彌神社は関野神社に合祀され、郷社に列した。高岡神社は県社となった。
1919年
(大正8年)、関野神社に高岡神社を合祀し、県社高岡関野神社となった。