2016.01.12更新

建石勝神社(たていわかつじんじゃ)


トップページへ戻る

当社は平安時代の延喜式神名帳に記載のある、県内でも 数少ない式内社である。旧社格は郷社として高い誇りを持 つ。この郷開拓の昔から、開運と産業発展の守護神である 武甕槌命を御祭神として篤い尊崇を捧げてきた。神話 では天孫降臨に際し、出雲の王者大国主命と戦わずして降 伏させたので、武道の神としても有名である。
 天正年間まで別当を設置し、祠官二名、その他巨額の社 領などがあったという。戦国時代、越後の国主長尾謙信が 越中攻略の際、社殿などことごとく兵火にかかり、その後 中絶していたが、天保十一年、現在地に再建した。
 昭和九年、本殿を再建。昭和五十年、神社本庁神社振興 対策指定神社となる。
 平成四年、建設省の一般国道八号線バイパス事業により、 境内地を一部変更。それを機に社殿を新築、境内を整備し、 造営事業を完成した。