2015.11.28更新

許波多神社


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所在地 京都府宇治市木幡東中1
位置 北緯34度55分36秒
東経135度47分55秒
主祭神 天忍穂耳尊
天照大御神
天津日子根命
社格 式内社(名神大)・郷社
創建 大化元年(645年)
本殿の様式 流造

社伝では、大化元年(645年)、皇極天皇が夢で「吾れ天神故に下土に神陵なし吾が霊を祭祀し給へ」とのお告げを受け、中臣鎌足に命じ木幡荘に社殿を造営させたと伝えられる。壬申の乱を前に大海人皇子が大津宮から吉野に向かう際、社頭に柳の枝を挿して「我に天位を践まば、この柳、芽を出すべし」と戦勝を祈願した。大海人皇子が即位すると柳の枝が芽を出したことから、天皇は霊験を賛えて「柳大明神」の名を贈り、社領を寄進したという。
明治41年(1908年)に旧河原村の田中神社を合祀したため、同社の祭神であった天照大御神天津日子根命も祭神としている。
境内には「狐塚」と呼ばれる宇治陵第36号墳墓があり、藤原基経の墓と伝えられている。