2014.05.09更新

潮岬・潮岬灯台

潮岬(しおのみさき)は、和歌山県東牟婁郡串本町に属し、太平洋に面する。本州最南端(クレ崎)。
紀伊大島と並び、熊野地方を代表する観光地吉野熊野国立公園の一部。
日本でも有数の台風銀座であり、台風の位置を表す指標にされることが多い。
潮岬灯台(しおのみさきとうだい)は、紀伊半島南端の和歌山県東牟婁郡串本町にある太平洋に突き出た潮岬に建つ白亜の灯台である。
この灯台は明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台(条約灯台)の一つで、歴史的・文化的価値が高いAランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
参観灯台として資料展示室を併設し常時公開されており、本州最南端に位置する灯台から望む太平洋の風景は地球の丸みを感じることができる壮大なものである。
周辺一帯は南紀の景勝地で、吉野熊野国立公園に指定されている。

航路標識番号 2902 [F5994]
位置 北緯33度26分15秒 東経135度45分16秒
所在地 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
塗色・構造 白色・塔形石造
レンズ LB-H120型灯器
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
実効光度 970,000 cd
光達距離 19海里(約35km)
明弧 278度から130度まで
塔高 22.51 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 49.47 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1873年9月15日
管轄 海上保安庁第五管区海上保安本部