2016.02.03更新
養父神社
養父神社
所在地 | 兵庫県養父市養父市場840 |
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位置 | 北緯35度23分14.6秒 東経134度48分13.7秒 |
主祭神 | 倉稲魂命 他4柱 |
社格等 | 式内社(名神大) 但馬国三宮 旧県社 |
創建 | 伝崇神天皇30年 |
本殿の様式 | 入母屋造檜皮葺 |
札所等 | 但馬五社 |
例祭 | 10月10日 |
主な神事 | お走り祭り(4月第3日曜日と その前日) |
養父神社(やぶじんじゃ)は、兵庫県養父市にある神社。但馬国三宮、式内社(名神大)。但馬五社の一つ。
「養父の明神さん」と呼ばれ、農業の神として知られる。養父神社のある養父市場は古くから但馬牛の牛市の中心地であり、現在でも近隣の大藪で但馬牛のせり市が開かれている。
江戸時代に編纂された地誌『但馬考』にはかつて弥高山の山頂にあったとされる上社に大己貴命、中腹の中社に倉稲魂命と少彦名命、現社地である下社に谿羽道主命を祀るとの記述がある。『特選神名牒』では大己貴命以外の4座を不詳としている。昭和3年(1928年)発行の『養父郡誌』では上社が保食神と五十猛神、中社が少彦名命、下社が谿羽道主命と船帆足尼命としている[1]。
崇神天皇30年創祀と伝えられ、天平9年(737年)の『但馬国税正帳』にも出石神社、粟鹿神社とともにその名が見える。
神階は承和12年(845年)に従五位下を授けられ(『続日本後紀』)、貞観11年(869年)に正五位下、同16年(874年)に正五位上まで昇叙した(『日本三代実録』)。『延喜式神名帳』には「夜夫坐神社五座(名神大二座小三座)」との記載がある。[1]。