2015.06.14更新

西行庵


トップページへ戻る

吉野山の奥千本にある『西行庵(さいぎょうあん)』。こよなく花を愛した、平安〜鎌倉時代の歌人「西行」が庵を結び、この地で3年を過ごしたとされる場所です。
金峯神社からさらに山中に分け入った所にある小さな庵。『新古今和歌集』の代表的歌人の一人である西行が、俗塵を避け3年間幽居した場所と伝わり、庵の中には西行像が安置されている。西行が「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなきすみかかな」と詠んだ苔清水も近くに残り、西行の歌碑や、西行を慕ってここを訪れた芭蕉の句碑が立つ。付近は桜、紅葉が美しい。