2017.04.17更新

桜本坊

        日雄殿


トップページへ戻る

       神変大菩薩

所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山1269
位置 北緯34度21分40.5秒 東経135度51分49.3秒
宗派 金峯山修験本宗
寺格 別格本山
本尊 神変大菩薩
創建年 伝・天武天皇2年(673年
開基 伝・天武天皇
札所等 役行者霊蹟札所
文化財 役行者像・釈迦如来坐像・地蔵菩薩坐像
(国の重要文化財)
桜本坊(さくらもとぼう)は奈良県吉野郡吉野町にある金峯山修験本宗別格本山。大峯山寺の護持院5箇院の1つでもある。本尊は神変大菩薩(役行者)。山伏文化の殿堂と言えるほど多くの文化財が残されている。役行者霊蹟札所
伝承によれば、天智天皇から逃れた弟の大海人皇子(後の天武天皇)は、「桜本坊」の前身である日雄(ひのお)離宮にとどまっていた。ある冬の日に桜が咲き誇っている夢を見た皇子が役行者の高弟・日雄角乗(ひのおのかくじょう)に訊ねたところ、「桜の花は花の王と云われ,近々皇位に着くよい知らせです」と答えた。その後、壬申の乱に勝利し,皇位に着いた天武天皇は、夢で見た桜の木の場所(日雄離宮)に寺を建立したとされる。
文禄3年(1594年)に行われた豊臣秀吉の花見の際には、関白・秀次の宿舎となった。もとは金峯山寺の蔵王堂の前に在って密乗院と称していたが、明治初年の神仏分離の際に「桜本坊」と改称された。現在は宿坊も営む。

        地蔵菩薩

         佛陀